未成年でアリバイ会社は使える？
様々な事情があって、勤務先を知られたくないときに、解決してくれるのがアリバイ会社です。
電話の応対や郵便物の転送のほかに、在籍証明書や給与明細書などの各種証明書を発行することで、会社勤務を偽装するサービスを提供しています。
無職の人や水商売で働いている人など、様々な人がアリバイ会社を利用しています。
未成年の人の中にも、周囲の人に勤務先を知られたくなくてアリバイ会社を利用したい人はいるかと思いますが、未成年でも利用することはできるのでしょうか。
アリバイ会社は未成年であっても利用することが可能です。
ただし、18歳以上でなおかつ満18歳で4月を迎えていることが条件となっています。
つまり、18歳以上であっても、高校に在籍している場合には利用することができないというわけです。
とはいえ、使い方によっては法に触れてしまう可能性もあるため注意が必要です。
ローンやクレジットカード、賃貸物件などを申し込むときに利用するのは、18歳以上であってもやめておきましょう。
学歴のアリバイはなかなか作りづらい
多くのアリバイ会社では依頼者の社会的信頼をサポートするような書類作成サービスを提供しています。
書類作成サービスとは、依頼主の用途に合わせて、例えば、社員証明書や就労証明書、給料明細書、保育園関係書類など形式上の書面を作ってくれるサービスです。
依頼主はこれらを作成してもらうことにより各種手続きや様々な申請をスムーズに行うことができるというメリットがあります。
しかし、書類を作る中でも難しいとされているもののひとつに学歴に関するものがあります。
その理由のひとつに、書類には必ず学校名を記載する必要が出てきますが仮に書類提出先で確認のため学校に問い合わせした場合や記載した学校の卒業生が提出先やその身近などにいた場合にアリバイ会社では対応できないからです。
そのため、書類作成が得意なアリバイ会社でも学歴に関するものは難しいと考えた方が無難でしょう。
中には在籍証明などの作成を行っているアリバイ会社もありますが提出先によっては後にバレてしまう可能性があることを念頭に置いて利用する必要がありそうです。